花粉症って発症する前はほとんどの方が気を使ってないと思うのですが。実は発症してない人ほど、特に気を付けた方がいいと思うんです。経験者から言わせてもらうと花粉症になると、どれだけ大変で苦労するかことか．．．
ましてやそれが鼻をかめないぐらいの子供だったら本当に可哀想です。先日ロート製薬が実施したアンケートを目にして、花粉症を発症してない子供でも、ならないように十分注意した方がいいよと思ったので、花粉予防まとめてみました。
■花粉症の低年齢化が進んでいる
ロート製薬では０～１６歳の子供を持つ親へ花粉症に対するアンケートを発表したのですが子供が花粉症だと思う親は、2012年25.7％→2014年32.7％へ増加となっていました。
また、その中で発症年齢いつ頃だったかという質問に対しては
0歳～5歳までが43.8％（2012年36.6％、2013年41.8％）
0歳～10歳までが80.4％（2012年69.3％、2013年78.6％）
花粉症の発症は年々低年齢化しているのがわかります。
私が花粉症になったのは中学３年頃だったんですが、その当時は花粉症になる子ってかなり少なかったと思います。同じ学年で知る限りは数人レベル。ましてや小児ぐらいだったらほとんどいなかったのかなと思うんですが、今は同じ保育園の子で、花粉症になっちゃったという子がよくいます。
昔と違って親の知識レベルの違いもあるんでしょうが。確実に花粉症の低年齢化は進んでいます。あなたのお子さんは大丈夫ですが？子供の花粉症はわかりづらいと言われているので、次にどう見分ければいいかご紹介します。
■小児や幼児の花粉症の症状
花粉症で命を脅かす危険はありませんが、集中力の低下や生活の質が著し損なわれます。また、大人は花粉症になると、鼻水やくしゃみが止まらなくなったりしますが、小児や幼児の場合は、鼻詰まりでぼーっとしているなど他人にわかりづらいという特徴があります。
これは、子供の鼻が小さく詰まりやすいというのが理由。詰まったらそれ以上花粉も入らないのでくしゃみも出ませんよね。
では、どうやって見分ければいいのか？
鼻詰まりの時は、鼻で呼吸ができないので口があきっぱなしになってます。鼻をよくこすったりするのも詰まっている可能性がありますので、怪しいなと思ったらよく観察してみてください。
■乳幼児は発症予防が大事
パパとママが花粉症の場合は、ほぼ１００％花粉症は発症すると言われています。大きくなれば、マスクや目薬など対策は可能ですが、幼児の場合は、マスクなんか嫌がってすぐ外してしまうし、目薬を指すのも苦労します。
いずれ発症するとわかっているなら低年齢は避けたい。そのためには、乳幼児期から花粉回避する意識が大切。花粉対策の基本は花粉に触れる時間をなくすこと。発症のリスクを減らすためにも、日常でできることを紹介します。
・外遊びは午前中
花粉は晴れて風が強い日に多く飛びます。最近の天気予報では花粉の飛散も予報しているので
チェックしてみましょう。
・外出時は帽子をかぶせる
花粉が顔に掛からないようにします。出来ればつば付きの帽子がいいです。
・外から帰ってきたら花粉を落とす
外出時についた花粉は目に見えませんが、思ってる以上に多く付いてます。そのまま家の中に持ち込むと室内にいても花粉に触れてしまうので、家に入る前に花粉を落とすように気をつけてください。
・屋内への花粉侵入を防ぐ
我が家では二人とも花粉症なので、花粉の飛散が多い時期は洗濯物を室内干しにしています。
風がない時は少しの間、外にも出しますがそれでも短時間。室内干しはイヤという方は
中に入れる前にせめてはたいて花粉を落としてから取り込むようにします。
■まとめ
最後に、ロート製薬でも花粉対策アドバイスを掲載していたので引用させてもらいます。
子どもの花粉対策 ５か条
１）花粉飛散情報をしっかりとチェックしましょう。
２）屋外では、花粉との接触を避ける工夫をしましょう。（マスクの着用など）
３）屋内に花粉を入れないように工夫しましょう。
４）目に症状が出てしまった場合は、かいて症状が悪化しないように目薬の使用を。
５）子どもの症状は気づきにくいので、サインを見逃さないことも大切です。
アンケート結果など、もっと詳しく知りたいというはロート製薬のホームページに詳細がのってますよ。
