どうせパパとママからのプレゼントは無いんでしょ!
先日クリスマスプレゼントの目星を付けようとおもちゃ屋に行った時に娘ちゃんから言われたひとこと。そこで「ハッ!」っと気づいてしまったんですが、みなさんクリスマスプレゼントは何個あげてますか?
サンタからのプレゼントとして1個なのか、それともサンタと別に親からの分も用意しているのか。今までサンタとしてしか用意してなかったんですが、調べてるうちに両方からとなってしまいました。今回はその理由についてまとめてみました。
なぜ親からもクリスマスプレゼントが必要なのか?
クリスマスプレゼント
娘ちゃんは、サンタクロース以外に両家の祖父母や兄弟から毎年2個~4個くらい貰っている。たくさん貰えてそりゃ満足のはず。しかし、娘ちゃんの中では1つの疑問が浮かび上がってきている。
娘:みんなプレゼントをくれるのに、なんでパパとママはくれないんだろう?
そりゃそうだ。当然出てくる疑問だ。
それはサンタのプレゼントをパパとママが買ってるからだよ。こう言ってしまえば簡単だ。しかし、それではクリスマスの意味がない
なので私は苦し紛れに、ほら、親はケーキとかクリスマスの準備する係りだからと言ってみたが、どうも怪しいという表情
娘:じゃぁ、なんでみんなは買ってもらえるの?
パパ:みんな誕生日なんじゃないのかな~
娘:・・・
パパ:・・・
サンタクロースという存在を信じさせるためには、やはり親からのプレゼントも必要なのではないか?
クリスマスを通して子供に伝えたいこと
クリスマスって何の日?
こう質問されたらほとんどの日本人はキリストの誕生日って答えるんじゃないでしょうか。少なくとも私は今回調べるまでそう思ってました。しかし、キリストの誕生日は諸説あるけどわからないらしく、正解は誕生を祝う日になります。
それぐらい日本人(私だけ?)はクリスマスについて深く考えてないと思うんですが、なぜ親たちはクリスマスならしょうがないとプレゼントを買ってしまうのか。
私が子供にクリスマスプレゼントを渡す理由は2つあります。
夢を信じる力を養ってほしい。
サンタクロースからのプレゼントは、いずれ親が渡していたということがバレてしまいますが、それでもその期間、子供が夢を見ることはとても重要なことなのかなって思います。
今回の記事で調べていたら、ニューヨーク・サン新聞というところでとても有名な社説がありました。100年以上も前の話ですが、バージニア・オハンロンという8歳の少女が、サンタクロースは本当にいるの?という質問をした手紙への回答で、目に見えないものを大切にする考え方を伝えています。
とてもいい話なんですが、内容が長いので文末にリンクを掲載します。
しつけに利用できる
東京成徳短期大学の塙和明氏らが幼稚園児に行った調査「子供はいつまでサンタクロースを信じるか」によると、子供にとってはサンタクロースからのプレゼントは大きな影響力があるようで90%の親がそれを利用して子供に言葉がけをしていたという結果があります。どんな言葉がけかというと
・いい子にしていたらプレゼントがもらえるよ
・いい子にしていないとサンタクロースが来てくれないよ
・サンタクロースは遠いところから見ているよ
・サンタクロースに電話して来ないように言うよ
・おもちゃを大事にしないとサンタクロースが持って帰っちゃうよ
これ、ほとんど我が家のママが使ってる言葉がけです(汗
私もそうですが、サンタクロースが届けてくれるプレゼントをエサに、普段できていないことを直させるいいチャンスと思い利用させてもらっています。
そのためにも、サンタクロースの存在は親にとってもとても重要なんですね。
サンタクロースの存在を信じさせるために
「なんでパパとママは買ってくれないんだろう」
この疑問を持ったままだと、サンタの存在が簡単にバレてしまう年齢に差し掛かっています。年中や年長になると、「サンタの正体は親なんだよ」という子が必ずと言っていいほど出てきます。
これを今の娘ちゃんが聞いたら、高い確率でその子の言ってることを信じてしまいます。なぜなら、「だからパパとママだけプレゼントくれないんだ」となるから。5歳でも十分納得できる理由です。
しかし、ここで親からもプレゼントをもらっていたらどうでしょう。
いつもおもちゃを買ってくれない親が2つも買うはずがない
あんなにケチな親がまさか2つ買うなんてありえない
だからやっぱり
サンタクロースはいるどんだけケチと思われてるんだか(汗
ということで、今年からしばらくはサンタクロースと親から別々で渡すことにしてみます。
クリスマスの雑学
今回クリスマスについて調べていたら、驚くことがたくさんあったんですが、なかでもサンタクロースにはビックリ。サンタクロースといえば、常に笑顔で大きな体、赤いスーツを着て白いヒゲというイメージですよね。
しかし、これはコカ・コーラ社が作ったイメージが定着したものなんです。それ以前は痩せこけた老人だったり着ている服も赤ではなく地域によって変わっていたんです。なぜ、そうだったのか、調べればいろいろな話があって面白いですよ。
ちなみに、コカ・コーラ社はホームページでこの噂の真相に答えています。簡単に見つかると思いますので探してみてください。
バージニア・オハンロンのお話