先日妖怪ウォッチの映画を見に行ってきたのですが、見事にレベルファイブ(妖怪ウォッチを作ってる会社)の販売戦略にハマってしまい、新しい妖怪ウォッチを買うことになってしまったんです。でも、結果的に「これっていい金銭教育になったのかな」と思ったので記事にしてみました。
映画妖怪ウォッチを見たあとの悲劇
昨年は人気絶頂のなか映画公開となり興行収入78億円の大ヒットを記録した映画妖怪ウォッチの第1弾。今年は妖怪ウォッチ離れがすすみ、コケるのではないかと危ぶまれていましたが、フタをあけてみれば公開初日はスターウォーズを上回る観客動員数。1月18日の時点では50億円突破しまだまだ人気は衰えてなさそうですね。
公開直後の年末は入場に並ぶこともあったようですが、基本的に混雑しているところや行列に並ぶのが苦手なわたしたち家族。混雑が予想される公開直後は避け、熱が冷めた先週末に行ってきました。
250席ぐらいの小規模な館内には5組ぐらいのファミリーだけ、あれっ!間違えたかな?って思うぐらい激すきでした。都内ではもう少し混んでいたようですが、千葉の片田舎ではこんなものです。
感想と見どころ
わたしの感想なんてどうでもいいんじゃい!という話なんですが、いちおう備忘録的な役割もあるので簡単に書きます。前作は笑いの要素が濃く作られていて面白かったという記憶ですが、今作は随所に感動する場面が散りばめられていて涙腺の弱い方は要注意。普段は映画で感動しても涙は見せないわたしですが、不覚にもつい泣いてしまいました。
ケイタくんとイナホちゃんの絡みに注目
テレビでは今まで絡まなかった二人が今作でついに出会います。これだけでも見る価値があるプレミアム感。ちょっと言い過ぎですけど、二人の掛け合いは注目ポイントの一つではないでしょうか。
エンマ大王に子どもだけでなく大人もメロメロ
焦らしに焦らしてラストに登場する妖怪バージョンのエンマ大王がカッコ良すぎ。大の大人が登場シーンにドキドキしてしまいました。最初はその姿にスーパーサイヤ人かよってツッコミたくなりましたが、その圧倒的な強さに娘ちゃんもメロメロ。
映画を観終ってからは入場時に貰ったエンマメダルを見ながら「エンマさま―、エンマさまー」と心ここにあらず、完全に夢中になっていました。
映画を観終わったあとが大変
帰りもエンマメダルをすりすりしながら、すっかりエンマファンになってしまった娘。家に帰ったら妖怪ウォッチ(零式)で遊ぼうとルンルン。
娘の妖怪ウォッチブームは前回の映画以降すでに過ぎ去っていて、当時苦労して手に入れた妖怪ウォッチも今となってはどこにいったのかわからないぐらいなんですが、これを期に再び再熱しそうな勢い。
しかし、ここで一つ疑問が。果たしてこのエンマメダルは零式に対応しているのか?
調べればすぐわかることなんですが、というか説明書に書いてあったのかもしれませんね。すでに捨ててしまいましたけど...。どちらにせよ、帰る前に言うと面倒なことになるのは目に見えていたので、そこはあえて黙って「楽しみだね~」と会話を合わせてました。
娘:「おれの友達出てこい エンマ大王!」
零式:「このメダルは対応していません。」
やはり妖怪ウォッチ零式は非対応。しばらく使ってないからかなあと何度もメダルを出し入れする娘。どうして使えないんだろうと聞いてきたので、一緒に調べてみようということで、ようやく新しい妖怪ウォッチではないと使えないということわかったのですが、当然欲しがりますよね。エンマファンですし、どんな音楽が流れるのかパパもちょっと気になるし(汗
でも、クリスマスプレゼントでおもちゃは買ったばかり、誕生日まではまだしばらくあいだがある。意味がないのにすぐおもちゃを買ってしまうのは、教育上あまりよろしくない。そこで思いついたのが、お年玉を使った金銭教育。
普通にお年玉で買うだけでは勿体無いので、せっかくなら意味のある使い方をさせてみようかと思いました。
お年玉を使って金銭教育するチャンス
近ごろ娘の行動で気になるのが、欲しいものがあるとすぐ「自分のお金で買う」と言って買おうとしてしまうこと。
今までもらったお年玉は娘用の貯金箱に入れてあるのでそこそこお金が貯まっているのは見た目でわかるのですが、このままだと浪費家のパパのような、給料日にカードの引き落としで全額なくなるダメ人間になりかねない。
現在はママにより、すっかり更生されましたが、あの時は大変だった。そんなしなくてもいい苦労をさせないためにも、娘には小さい頃から金銭教育をしていきます。
お年玉はお金の使い方を考えさせるいい機会
お年玉の金銭教育といえば、貯金やお金の管理がよく言われることですが、それは小学生になってからにしようかと思っています。とりあえず、子ども用の口座開設は今年のうちに手続きする予定ですけど。
我が家のお年玉の使い道は基本的に好きな物を買わせ、余ったら貯金をしていくというスタイル。お年玉が高額になってきたら、貯蓄の割合を増やすことも考えますが、それは大きくなってから話し合って決めるのでも遅くはないかなと思います。
今は好きなものを買わせ、あとで何でこんなもの買ってしまったのだろうと、「あの時ちょっと我慢して貯めておけば、いざ欲しいものがあった時に買えたのに。」なんて失敗も経験させてあげたい。
そうすれば、自分で考えて貯金したり計画して使うようになるのではないかと思ってます。
すぐ欲しいという欲求を抑えられるか
さきほども言いましたが、娘は欲しいものはすぐ買おうとします。今は値段がわからないので買えるか買えないかで判断するため。そこで今回の金銭教育で伝えたいことは2点。
・お金の価値をなんとなくでもいいので理解してほしい
・比較して得な方を選び自分で欲求を抑えられるか
金銭教育開始
まず今年もらったお年玉を一緒に数えてみたところ合計9,000円。しかし、娘にはこのお金がどれくらいの価値を持っているのかわからないので、娘の好きな商品を使って1,000円で買えるものをリストアップしてみました。
・マックのハッピーセット2つ
・妖怪メダル10枚ぐらい
・アイスのパピコ 10個ぐらい
・クラシエの作る系お菓子 2個ぐらい
なんとなく1,000円の価値がわかったところで、今回欲しがっている妖怪ウォッチUプロトタイプの価格を調べて、以下の質問を娘にしてみました。
① 価格は4,500円だけど、明日買にいくのですぐ手に入る。
② 価格は2,800円だけど、ネットショップで買うため届くのに1日待たなければいけない。
これを手元にあるお年玉を使って①と➁でどのくらい減って、どのくらい残るのかを見せてやってみました。質問の狙いは、お金の価値を理解してどちらが得か判断し、今すぐにでも欲しい物欲をどれだけ抑えることができるのか。
いつもなら欲しいと思ったものはすぐにでも手に入れたがるので、即決で明日買いに行くという方を選ぶかと思ったんですが、余ったお金でどれくらいのものが買えるのか理解したのか。しばらく悩んだ末、最終的にはわからないと泣いてしまいそのまま就寝してしまいました。
翌日起きると、考えがまとまったのか1日待つから安い方を注文してと答えをだしました。昨日の時点では、すぐ欲しいから①よりになっていたので、➁になるような誘導的なアドバイスもちょっとはしましたが、最終的に①を選んだとしても本人の意思通りにさせてあげようと思ってました。
まとめ
たった1日待つだけだから簡単じゃん。なんて思ってたんですけど、娘にとっては大人が思う以上に長く感じるみたい。これが1週間だったら恐らく高くても当日を選んでいたのかなと思います。でも、そのたった1日でも我慢する方を選らんでくれたということで、今回はいい経験になりました。
金銭感覚は一朝一夕では身に付かないもの。これからも日常的にお金の仕組みや使い方などちょっとずつ教えていこうかと思います。
ちなみに、妖怪ウォッチはAmazonで朝注文して、その日の夜には届いたので娘は大喜びでした。やっぱりAmazonのお急ぎ便はかなり便利。魅力たっぷりのプライム会員特典はこちらで細かくご紹介してます。
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