前回は、「浴育」や「パパフロ」という父子入浴が子供にとってもいい影響を与えるという記事を書きました。でも、パパの常識をそのまま子供にやってしまうとダメなの事って意外と多いんです。そこで今回は、昔は常識とされてたことが実は間違っていたということをまとめてみました。
お風呂の役割とは
お風呂ってなんのために入りますか?体をキレイにするのはもちろんですが、下記のような健康な体と心を作る大事な効果もあるんです。
・体をあたためる
・元気をだす
・いい気持ちになる
体を温めると夜はぐっすり寝やすくなるし、湯船につかると血行が促進され1日溜まった体の疲れを早く取り除いてくれます。また、お湯の中では浮力の力で体が浮いてリラックス効果が得られます。
でも、間違ったことをやっていると疲れがとれなかったり、肌荒れを起こしやすくなってしまったりと逆効果。そんなことにならないように、とりあえず知識だけは身につけておきましょう。
パパがやってしまいがちな間違い
・ごはんを食べたあとはすぐに入らない
食べたものを消化する時は胃腸に血液を集中する必要があります。お風呂に入ってしまうと血液が集まりにくく消化不良の原因にも繋がります。
食前食後30分はお風呂に入らないようにします。
・強く洗い過ぎない
子供の肌は大人に比べると薄く傷つきやすいんです。ゴシゴシ洗いすぎると余計な油分や垢も落としてしまい肌荒れの原因にもなるんです。
赤ちゃんの時は気をつけて手で洗ったりしてるけど、ある程度大きくなったら大人と同じものを使ってる場合も多いのでは。できれば子供用のボディタオルを用意してあげる。自分で洗いたくなるようなかわいいものを用意するといいですよ。
・熱いお風呂にしない
江戸っ子は熱い風呂が好きってよく言うぐらい、おやじは熱い風呂が大好き。一時期は44度ぐらいで入ってましたが、いっつも「パパ熱すぎ」って水を足されてました。
お湯に浸かると、体の表面で温められた血液が体の全身にめぐることによって、芯から温まります。なので温度を熱くしたからといっても、長く入ってられなければ意味がないんです。ましてや子供は熱いお風呂が苦手、38℃~40℃を目安にゆっくり浸かるのがおすすめです。
・長時間は避ける
子供の頃、「肩まで浸かって、100まで数えなさい」とよく親に言われてませんでしたか?実はお風呂に入ると体全体に約1トンの水圧がかかっているようです。体の負担を減らすためには、肩までではなく子供のおへそあたりがいいですよ。