夜中に起きる赤ちゃんの急な発熱、初めて経験する新米パパやママにとっては不安ですよね。
私も娘が夜中に39℃の高熱を出した時、夜間病院まで片道1時間かかるので、このまま熱が上がり続けたら危ないと、思わず救急車を呼ぼうとしたほどパニックになってしまいました。
その時、どうしていいかわからず相談したところが「小児救急電話相談(#8000)」というもの。夜間でも小児科医の先生や看護師さんが、どう対応していいのかアドバイスしてくれるので、おかげでムダに救急車を呼ばず安心して家で処置することができました。
今回は、そんな病気の緊急時に備えていた方がいいよという情報を説明します。
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小児救急電話相談(♯8000)とは?
厚生労働省が実施している事業で、休日や夜間に起きる急な子供の病気に対して、病院に行った方がいいか、どう対処したらいいかを小児科医や看護師が適切にアドバイスをしてくれるサービス。まずは、ここに電話して相談してみることをおすすめします。
救急車はよほど緊急性がない限りは、呼ぶべきではない
最近は、核家族化で初めて子育てする親は子供が病気になった時アドバイスしてくれる人がいないので、心配になってすぐに救急車を呼んでしまう親御さんもいるようです。
その気持ちもわからなくはないのですが、もっと緊急性をもった人が救急車を使用できなくなってしまうこともあるので、まずは相談してみてください。
私が生後6ヶ月のころ、夜中に高熱がでて近所の病院へ行ったところ、風邪だろうと診断されましたが、帰ってからも熱は上り続け、42℃まで行ったところで両親はたまらず救急車を呼んだようです。
そして、大きな病院で診断された結果は川崎病、あと1時間遅かったら手遅れだったと
この話をすると、今子供の病気で心配されている方を煽るようなかたちになってしまいますが、アドバイスを受けても、症状が悪化していくようなら悩むより夜間病院や救急車を呼ぶ選択も必要だと思います。
ただ、自分たちで病院に行ける場合は、よほど緊急性がない限り救急車は使わない方がいいかと思います。
病院へ行くときは、これだけ持っていけば安心
いざ病院へ行こうと思う時、頭はなかな正常に働いていないので
うっかり保険証を忘れてしまったなどはよくあることだと思います。
そんなことがないように、病院へ持っていくものをリストにしてみました。
・健康保険証
・母子手帳
・お薬帳
・おもちゃ・絵本
・着替え
・タオル
・オムツ・お尻拭き
・メモ
メモは正しい診断をしてもらうためにも重要
大人のように、自分の状態を説明できる赤ちゃんなんていませんので
症状は忘れずにメモをとっておくようにしましょう。
どんなことをメモしておけばいいのかわからない場合は
以下のことをチェックしておいてください。
・一番気になる症状
・ 何月、何日、何時ごろから始まったか
・ どんな時に症状が強くなるか
・他の症状の有無
・ 機嫌、食欲、尿、うんちの状態
・ 家ではどんなケアをしたのか
・ 他にかかっている病気や服用中の薬はあるか
・ 薬や食べ物のアレルギー、家族や本人の既往症
・薬は粉など飲ませにくい形などはあるか
休日診療や夜間病院はどこ?
日曜や休日、夜間はいつも行ってる病院はやってませんので
もしものために事前にチェックしておいた方が、いざという時役に立ちます。
その時になって急に探してどう調べていいかわからないなんてことにもありますしね
休日診療の調べ方
検索で調べる場合は、「休日診療 地域名(お住まいの)」でほとんど出てくると思います。
各自治体の保険センターに聞けば把握していると思いますが、当番制になってるところが多く
毎回調べるのが面倒なので、ネットで確認できるのであればそちらの方が便利です。
夜間診療の調べ方
・各自治体の保険センター
電話番号がわからない場合は、自治体ホームページなどに載っています。
・最寄りの消防署
消防署なら24時間体制で対応してくれます。
救急車を呼ぶわけではないので「119」ではなく最寄りの消防署の電話に掛けるようにしましょう。
わからない場合は、「104」で調べられます。
・「小児救急電話相談(♯8000)」