夜泣きはいったい何歳まで続くの?
もうすぐ5歳になる娘ちゃんは、ここ最近3日に1度のペースで夜泣きします。それも、尋常じゃない夜泣き。いきなり「怖い!怖い!」と叫びだすので、見てるこっちがビックリして怖くなるほどです。
娘のあまりのポルターガイストっぷりに本気で除霊を考えてしまいましたが(マジで恐いっす。)、じつは「夜驚症」という症状であることが判明。今回は、この恐怖の夜驚症について原因や対策をまとめてみました。
「夜驚症」ってなに?
まず、聞きなれない「夜驚症」という症状ですが、寝てからだいたい1時間後ぐらいに、突然目を覚まして、恐怖に怯えた叫びや表情、時には動きまわるなどの行動をする睡眠障害の一つです。
そのあいだ、話しかけても意識は深い睡眠(ノンレム睡眠)のままなので、ほとんど反応がなく、翌朝目覚めた時は何も覚えていないのが特徴。
成長に伴って自然に治っていくので、特別な治療はありません。
「夜驚症」がはじまるキッカケ
夜驚症は脳の異常などではなく、心理的なストレスが原因という説が有力。恐いテレビや本、事故など恐怖を伴う体験や、発表会など緊張する体験をきっかけになることがあるようです。また、逆にどこか遊びに行ったり楽しかった経験もきっかけになることがあります。
今思えばちょうど夜驚が始まる時期なのですが、日テレの「地獄先生ぬ~べ~」を好きでよく見ていたんですよね。見たことある人ならわかると思いますが、出てくる妖怪がリアルなんです。大人の私ですらビビってトイレに行けなくなることもしばしば(かなりのチキンなので)
そんなのを見せていたのがいけなかったのかなと、今さら反省してます(泣
夜驚の時はどう対応したらいい?
夜驚は通常起きてから約10分ぐらいでおさまり、また眠りに戻ります。
起きてる時は、部分的覚醒状態 (半分だけ目が覚めた状態 )になっているので声を掛けても本人には届いていません。私たちもよく声を掛けてたのですが、それでも娘はまったく聞こえてないようで、泣きながら「ママー!」と探し続けていました。
また、急に起き上がって歩きだしたりするのですが、これを無理に止めようとすると症状がもっと酷くなる場合があります。動きだしたら、危険な場合以外は見守るようにした方がよさそうです。
日常の行動で夜驚を抑えることはできるのか
ここからはいろいろ調べて、我が家で実践している方法です。恐い夢をみることは、なにかしら心理的ストレスが負担となっていると思うので、不安や心配させないように気をつけています。
・叱り方を変えてみる
神経質な子は夜驚症になる場合が多いようです。今までの叱り方や失敗した時の対応で負担になってることもあるので、育児本などで勉強して娘にあった叱り方を模索中です。
・興奮しすぎた日は覚悟する
恐怖やストレスだけでなく、楽しいことや興奮しすぎた日は夜驚が起こりやすいようです。そんな日は、予め気持ちを持っておくと、いざ発作がおきても落ち着いて対応できるものです。
・自律神経を整える
自律神経の乱れでなる場合も考えられます。生活のリズムを整え、食べる時間、寝る時間を規則正しく。睡眠のリズムを大事にする。
・夜驚のことは本人に伝えない
神経質な子に多い症状だけに、意識させてしまうと逆に悪化することもあるようです。
・寝る前は絵本を読む
自分の好きな絵本を選んでもらい、楽しい気分で安心して寝られるようにしてあげてます。
まとめ
ほっといても成長とともに自然と治っていくようですが、私はこれをきっかけに親子の絆を深めるチャンスだと思い、今まで以上に娘のことを考えるようになりました。
育児に心配事はつきものですが、なんでもポジティブに受け止めれば、これほど楽しいものはありませんよ。